DeNAラミレス監督が、抑え&セットアッパーを決めた。19日、横浜市の球団事務所で行われたスタッフ会議の後「(山崎)康晃に関しては、クローザーとして準備してもらう。パットンには8回のセットアッパー。2人セットで考えている」と明言した。昨季は守護神の座を競わせるために、キャンプが終わるまで横一線だった2人の役割を、今季はキャンプ前から明確にした。

 会議では、コーチ陣らに「選手にポジティブなメッセージを伝えよう」と、ラミちゃんらしく前向き指令を出した。打撃コーチとはバント、走塁練習の徹底を確認。昨季リーグ最低だった盗塁(39)を70~80、犠打(84)を最低100と、今季の具体的目標に設定した。また細川の1軍キャンプメンバー入りを明言。「出場機会は増えると思う。1軍に残ってほしい」と、期待を込めて抜てきする。