中日が調査を進めている前マーリンズ・イチロー外野手(44)について20日、編成部渉外担当の友利結氏(50)が静観の時期と強調した。

 「基本的には向こう(メジャー)でしょ。地元に帰ってきてほしい気持ちはあるが、本人の野球人生」。そう私見を述べた上で「(日本に)シフトチェンジするとなったら、というのはある。森監督に言われたら準備をする」と調査継続を明言した。この日はマーリンズのネックストラップを手にしていたが「そんな思わせぶりなことはしないよ」と笑わせた。イチローの故郷愛知に本拠を置く中日は、数年前から動向を注視。森監督も18日に「進めている」と獲得準備を認めていた。