ソフトバンクの9年目で育成の川原弘之投手(26)が支配下返り咲きへ手応えをつかんだ。15年3月に左肩、11月に左肘手術を受けリハビリ続きだったが「今は痛くもなんともない」と、キレのある直球を47球投げた。

 鴻江(こうのえ)寿治トレーナーが主催するトレーニング合宿に初参加。「胸を張らない投げ方にしたらうまくいっている。8割くらいで投げている。まだリハビリ組ですが、自分ではキャンプインから行くつもり」と、2月1日から猛アピールする。

 この日は3つ上の兄で現在KBC九州朝日放送のスポーツ取材担当の潤一郎さんとグラウンドで「初共演」。明大野球部出身の兄も「こんなに投げられている姿は初めて見た」とうれしそうだった。