ヤクルトの新外国人ジョーダン・アルメンゴ投手(31=中日)とデーブ・ハフ投手(33=韓国LG)の両左腕が26日、成田空港着の航空機で来日した。

 昨季まで2年間、中日に所属し「ジョーダン」の登録名だったアルメンゴは「過去はチームメートだったけど今は敵になる。誰が相手でも自分の仕事を」と古巣戦にも意欲。16年には同僚となるバレンティンに死球をぶつけて乱闘騒ぎになったことがあるが「ゲームの中で起こった1つのアクシデントで、わざと乱闘したわけではない。それは彼も同じ。一緒に仲良くやる自信はある。来る前に電話で話もした」と遺恨はないと強調した。

 ハフは約1時間遅い航空機で来日。昨季まで韓国リーグに所属しただけに、到着ゲートでは韓国人旅行客にサインを求められた。日本の公式球でも練習を積んできたと話すメジャー通算25勝左腕は「ブルペンにも何回か入った。1年目を楽しみにしている。とにかく早く学んでいきたい」と意欲十分だった。