巨人が今季初の対外試合で黒星を喫した。初回に2点を先制するも逆転負け。ただ、若手の活躍に収穫十分の内容だった。

 1番二塁で先発フル出場した吉川尚輝内野手(23)は3安打の猛打賞で1盗塁をマーク。2番三塁のルーキー田中俊太内野手(24=日立製作所)も2安打1打点とアピールした。

 高橋由伸監督(42)は吉川尚については「守備の動きもやっぱりいいなと思った。脚力というものはいいものがある。(打撃も)良かったと思う。これをなんとか継続できればいいと思う」と話し、田中俊についても「今日、良かった。全部の打席に内容があったと思う。いい対応が出来ていた」と評価した。