DeNA楠本泰史外野手(22=東北福祉大)が驚きを隠せなかった。18日、沖縄・浦添球場でヤクルトと練習試合で対戦。7回の守備から途中出場し、唯一の打席となった9回には、中越え三塁打を放った。

 前日、韓国・KIA戦では盗塁で走力をアピール。1番の持ち味であるバットで結果を残したが「何を振ったかわからないくらいだった。何か白いものが見えた瞬間に振った。がむしゃらにやった結果だけど、次は心の余裕を持って打ちにいきたい。ホッとするような立場ではない」と、満足するどころか一層気を引き締めていた。【DeNA担当 栗田成芳】