日本ハム近藤健介捕手(24)がバットで一番目立った。19日に行われた韓国・KIA戦に「3番捕手」としてスタメン出場。2打席に立ち、中前打、左中間二塁打と2本の適時打で2打点をマークした。

 これで前日18日の阪神戦から実に5打席連続安打。「試合で打席に立たせてもらっているので、だんだん自分のイメージと体の動きが一致している」と手応えを口にした。

 昨年は開幕戦(3月31日西武戦)に「5番右翼」で出場。その後、6月4日阪神戦を右太もも裏の張りのため欠場。同11日に出場選手登録を抹消され、同28日に脊椎内視鏡手術(腰椎椎間板ヘルニア摘出術PED法)を受けた。今年は2年ぶりに本職の捕手に挑戦中だ。

 「捕手としての出場が打撃に影響するか?」との質問に「それを言い訳にしたくない」と言い切った。そして「開幕スタメンは絶対に譲りたくない。どこで出るにしろ、しっかり打って結果を残していかないといけない。ポジションは本当に監督におまかせという感じなので。監督が使いたいなと思うくらい打たないといけない。そこをまずはしっかりやっていきたい」と打撃でのアピールを誓った。【日本ハム担当 千葉修宏】