西武の2年目、鈴木将平外野手(19)が20日、土佐でチーム1番目の“死球”を受けた。

 高知・春野でのA班(1軍)2次キャンプ初日の早出練習に参加。打撃マシン相手のバント中、左手に球が当たった。朝から周囲を心配させたが、幸い大事には至らず。「かすっただけだったので、全然大丈夫です」と、元気に全ての練習メニューを消化した。

 同地では現在、B班(2軍)もキャンプ中。1年目の昨季は、そのメンバーとして汗を流していた。今年は、宮崎・南郷でのA班キャンプを経ての高知入り。「周りはみんなすごい選手。学ぶことばかりです。何とか吸収して、全ての面でレベルアップしたい」と表情を引き締めた。

 22日に紅白戦、24、25日にはロッテ戦が予定されており、1軍生き残りをかけた戦いが本格的にスタートする。持ち味の打撃と走力をさらに磨き、課題の守備をいかに向上させるか。激戦区の外野陣。「全力で食らい付いて、行けるところまで(1軍に)付いていきたい」と、全力アピールを誓った。【西武担当 佐竹実】