日本代表に選出された阪神大山が持ち味の打撃センスを発揮した。

 21日、韓国・KIAとの練習試合の初回に三遊間を破るタイムリーを放ち、2回には内角直球を流し打って、右翼線二塁打とした。4打数2安打1打点で、実戦6試合で22打数10安打と打率5割に迫る。

 2安打とも追い込まれてからの打撃だったが、これを反省。「裏を返せば、ファーストストライクをしとめられていない。(早いカウントで)思い切って振ることができれば、長打も増える。課題は多い」。今キャンプでは安定して、結果を残しているが、満足はしていない。