日本球界復帰を示唆していたMLB上原浩治投手(42)が2日、古巣でもある巨人への復帰が濃厚となった。

 米大リーグ・カブスからFAとなり、メジャー契約を希望してきたが、すでに米国での代理人には“日本復帰”の意志を告げた。水面下で獲得に乗り出している球団はあったが、電光石火でオフォーした巨人が大本命。上原自身も古巣への愛着が強く「相思相愛」の状況。帰国後にも正式な交渉が予定されており、3月中旬には“古巣復帰”が実現する見込みとなっている。

 ◆上原浩治(うえはら・こうじ)1975年(昭50)4月3日、大阪府寝屋川市生まれ。東海大仰星から1浪して大体大進学。98年ドラフト1位で巨人入団。08年オフにFAでオリオールズ移籍。レッドソックス時代の13年には抑えでリーグ優勝決定戦MVP、ワールドシリーズ制覇。04年アテネ五輪、06年WBC、08年北京五輪代表。188センチ、88キロ。右投げ右打ち