DeNAの先発投手陣が8日、横浜スタジアムで練習を行った。

 今季から張り替えた人工芝の感触を確かめるなど、冷たい雨が降りしきる中で精力的に動いた。

 侍ジャパンで好投した今永昇太投手(24)は、強めのキャッチボールなどで調整。「芝が寝ていないので、ゴロの転がりなどが変わってくる。セーフティーバントの打球が跳ねなかったり、内野安打が増えてきたり。自分たちのホームで苦労するわけにはいかない。チャージ、カバーをしっかりしなくてはいけない」と引き締めた。

 ドラフト1位の東克樹投手(22=立命大)とっては、本拠地で初めての練習になった。「すがすがしい気持ち。高揚感に満ちあふれていた。外野からマウンドを見て、お客さんの姿とかを想像したりして。『投げてみたい』と思いました」と初々しく話した。