プロ野球日本ハムのドラフト1位ルーキー清宮幸太郎内野手(18)が16日、東京都国分寺市で行われた早稲田実業高の卒業式に出席し「学業との両立とか、人としても多くのことを学んだ」と感謝した。

 ラグビーのトップリーグ、ヤマハ発動機で監督を務める父の克幸氏も出席し見守った。

 早実では初等部から12年間を過ごしただけに「これで卒業なのかという感じで、まだ現実味がない」と素直な心境を述べた。クラスメートとも久々に再会し「髪が伸びている友達がいたりもして、懐かしかった」と振り返った。

 ただ、オープン戦では15打数無安打とプロの壁にぶつかり、12日には腹膜炎のためにチームから離脱した。

 当面は治療に専念するが「体調面でアクシデントはあったが、少しでも早く回復できるように努めていく」と前向きに話した。