楽天監督、副会長を歴任し、今年1月4日に膵臓(すいぞう)がんのため70歳で死去した星野仙一氏のお別れの会が19日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われた。

 球界内外から1500人が集まり、野球界に大きな足跡を残した同氏に別れを告げた。

 東京6大学時代からのライバルで、親友でもあった山本浩二氏(71)が弔辞を読んだ。

 祭壇で笑顔をたたえる星野氏に向かい「寂しく、悔しく、今でも信じられません。全国の人が別れを惜しんでいる。50年間、友として付き合ってくれて本当にありがとう。家族、チームを愛し、ファンを愛した。野球に恋をした星野仙一。友で良かった。ありがとう」と語りかけた。