ヤクルトは20日、育成選手の田川賢吾投手(23)と大村孟捕手(26)を支配下登録すると発表した。

 田川は高知中央から12年ドラフト3位で入団したが、腰の故障もあり17年に育成契約を結んでいた。今季は春季キャンプ途中から1軍昇格。力のある直球を武器にオープン戦は中継ぎで7試合1勝1セーブ、防御率4・00だった。

 大村はBC・石川から16年育成ドラフト1位で入団し、打力をアピールしていた。背番号は田川が62で大村が59で、年俸はそれぞれ推定500万円。

 2人が球団広報を通じて発表したコメントは、以下の通り。

 田川「支配下選手として入団しましたが、途中で育成契約となりました。また支配下登録に戻ることができたので、これから1軍で活躍します!」

 大村「育成選手として入団しましたが、やっと1軍の戦力として権利をもらえたので、またあらためてスタートだと思って頑張っていきます」