ロッテ角中勝也外野手(30)がオープン戦に初出場したが、すぐに負傷交代するアクシデントがあった。

 右腰背部の違和感で2軍調整を続けていた角中はこの日、1軍に合流して4番左翼で先発。だが1回裏、西武源田の大きなフライを捕球した際にフェンスに激突。腰、背中と後頭部を強く打ち、その場に倒れ込んだ。2回先頭で1度だけ打席に入り中飛を打ったものの、3回裏の守備からベンチに下がった。

 試合後、井口監督は「せっかく合流したが残念。明日(の阪神戦出場)は大丈夫だと思いますよ」と説明した。強打した腰部について、角中は「直接(腰の)中をどつかれた感じ。症状的にはぎっくり(腰)みたいな。今日も状態は良かったんで、1回打席立っとこうかなと思ったんですけど。とりあえず明日起きてみないと分からないですね」と話し、21日に病院で診察を受ける予定だ。