限局性腹膜炎で療養中の日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)が20日、食事の摂取と軽い運動を再開した。まだ都内の病院に入院中で、早ければ今週末にも退院する見通しとなった。

 12日の夜に腹部の違和感、鈍痛などを訴えて入院していた。これまで抗生剤の点滴による治療を受けてきた。19日までに検査数値は良化。症状もほぼ改善されたことで、手術はせず保存療法によって回復を目指す方針となった。

 今後の詳しいスケジュールについては、食事摂取と運動を再開後の経過を観察した上で、体調などを確認して慎重に判断される。

 栗山英樹監督(56)は巨人とのオープン戦(東京ドーム)前に「前に進み始めている。元気そうなので大丈夫だと思う。もちろん無理はさせない。体の様子を見てだね」と、話した。