阪神先発のランディ・メッセンジャー投手(36)が審判への暴言で退場となった。

 1-2と逆転を許した2回2死満塁、4番松山への6球目がボールと判定され押し出し四球となると、メッセンジャーが球審の元へ歩み寄った。その後、白井球審から「暴言で退場とします」とアナウンスされ、退場になった。メッセンジャーは問いかけにも無言でクラブハウスへ引き揚げた。

 メッセンジャーの退場は10年9月8日の中日戦で危険球退場となって以来2回目で、暴言での退場は初めて。阪神選手の暴言による退場は、14年8月23日の広島戦でマット・マートン外野手が宣告されて以来となる。

 試合後、白井球審は「違う種類のこと(暴言)を言われたが、具体的なことは言えない」と説明。責任審判の丹波一塁線審は「ストライク、ボールの判定についてマウンドを降りること自体が退場なので」と話した。