阪神2年目の才木が9連戦中にプロ初先発する可能性が浮上した。28日広島戦(マツダスタジアム)から始まる9連戦では、最低でもう1人先発投手が必要となる。金本監督は若い投手へのチャンスを「あるな。この予定でいけば。才木か。望月はまだ早いしな」と言及。キャンプを1軍で完走し、オープン戦でも奮闘した右腕の名前を出した。

 才木はここまで2軍で5試合に登板し2勝1敗1セーブ、防御率は3・00をマーク。次戦は28日のウエスタン・リーグ広島戦(甲子園)に先発予定で「守らないように、攻める投球でいきたい。1軍? いつでも投げられるように準備をするだけ」と意気込んだ。

 また昨年12月に腰部ヘルニアを手術した望月はこの日、同中日戦(ナゴヤ)で今季初先発。5回無失点で白星を挙げた。指揮官は「十分にチャンスはある。2、3回投げてよかったらね。せっかちだから、俺は」と笑った。