阪神先発のランディ・メッセンジャー投手(36)が7回3安打1失点で、セ・リーグトップの4勝目を挙げた。チームの連敗も3でストップした。

 初回を3者凡退に抑え上々の立ち上がり。4回には1死二塁でバレンティンに右翼へ適時二塁打を許し、一時、1点差に詰めよられた。6回1死から坂口に中前打を許した時には、悔しそうな表情を浮かべ、グラブをたたく場面もあった。続く山田に四球を与えたが、バレンティンを三ゴロの併殺に抑えて踏ん張った。リーグトップの4勝目には「チームスポーツですからチームメートに感謝したい。あれだけ点を取ってもらわないと勝ちがつかない」とお立ち台で味方の援護に感謝した。

 メッセンジャーはこれまで地方球場で通算6試合に登板し、5勝無敗。13年5月10日に松山で行われたヤクルト戦でも完封している。お立ち台で松山との相性を聞かれると「ソウデスネ イイネ。マツヤマ ダイスキネ」と笑顔を見せて、松山の観客を沸かせた。