日本ハム近藤健介捕手(24)が、今日15日西武戦で1軍復帰することが14日、分かった。

 4月28日ロッテ戦の守備の際、右ふくらはぎにあたる「右腓腹(ひふく)筋」の軽度の筋挫傷を負い、今月1日に出場選手登録を抹消。2軍の千葉・鎌ケ谷でのリハビリを経て13日のイースタン・リーグのロッテ戦に「3番DH」で実戦復帰。2打数無安打も患部の状態は良好で、再登録可能と判断された模様だ。

 中軸を担っていたアルシアが左太もも裏を痛め、13日に出場選手登録を外れた。左の大砲が抜け、首位西武との対戦へ打線に厚みを持たせる狙いもある。近藤は離脱前まで23試合に出場し打率3割9分2厘。両リーグ1位に君臨していた。

 昨季は故障のため規定打席未満ながら、打率4割1分3厘で打率4割超の球団最長を更新。万全を期した頼もしい主軸が帰ってくる。