ヤクルト打線が沈黙し、今季3度目の無得点負けを喫した。

 初回に山田哲人内野手が8試合連続安打で出塁したものの無得点に終わると、2回以降は広島九里のテンポのいい投球に封じられた。9回には広島の守護神中崎から1死満塁の絶好機を作ったが、代打荒木が空振り三振、代打川端が左飛に倒れた。

 中継ぎ陣が無失点でつないで接戦に持ち込んだものの攻めきれずに3連敗。借金は今季ワーストに並ぶ「8」にふくらんだ。小川淳司監督は「投手はよく頑張った。(4回89球で降板した先発小川は)まだ2戦目だから変えざるを得なかった。その後に投げてくれた投手はよく投げてくれた。最後のチャンスをものにできなかったのが全てかな」と振り返った。