ソフトバンク摂津正投手(35)が、22日西武戦(ヤフオクドーム)での先発に向け21日、福岡・筑後市のファーム施設で最終調整を行った。

 この日はキャッチボールなどで汗を流した。今季は開幕から2軍生活が続き、ここまで7試合で2勝0敗、防御率3・08。右前腕の張りで登録抹消した千賀の代役として、出番がまわってきた。

 チームは現在4連敗中と苦しんでいる。「そういう状況にあるので、しっかり勝ちにつながる投球をやっていきたい」。かつてのエースも昨年は勝ち星なし。勝てば16年9月11日西武戦以来、2年ぶりの白星となる。

 この日練習を見守った倉野投手統括コーチは「ここ数試合はすごく調子を上げているので、いい状態には近づいている」と期待した。ベテラン右腕がチームを救う。