DeNA筒香嘉智外野手(26)が、プロ9年目で通算150号を達成した。26歳5カ月での150本塁打到達は球団史上最年少となった。

 3回の第2打席で中日先発吉見から右翼席上段へ12号ソロを放ち「しっかり自分のスイングでとらえることができ、手応えも良かったです。ロペスが同点本塁打を打ってくれたので、自分もその流れに乗ることができました」。

 4月まで6本塁打だったが、5月18日から始まった巨人3連戦で爆発。同カードで1試合3本塁打(20日)を含む3試合連発で計5本塁打と量産態勢に入った。

 2009年ドラフト1位で横浜(現DeNA)入りし、プロ1年目の2010年10月7日の阪神戦で久保田からプロ初安打となるプロ1号をマークした。2013年までの4年間で通算20本塁打だったが、翌2014年に22本塁打を放ち長距離砲としての能力が本格化。昨シーズンまで4年連続20本塁打以上を継続中で、2016年には44本塁打、110打点で2冠王に輝いている。

 また、2017年に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、侍ジャパンの4番として、準決勝進出に貢献した。