阪神がヤクルト戦で13試合ぶりの2桁となる11安打を放ち快勝。03年阪神優勝監督で1月に亡くなった星野仙一氏の故郷で白星を飾った。

 金本知憲監督は「(星野氏の故郷は試合中)ちょっと頭になかったんですけど結果的に良かったです」。

 連続試合出場ストップの危機に立たされている鳥谷が14打席ぶりの安打。

 「ああいう速い、力のある真っすぐを投げる投手から、ああやって打てる。自信にしてほしい」。

 約1カ月ぶりのタイムリーを放った大山について。

 「打率が打率だからね。もうそろそろ、(今後の起用法を)ちょっと考えないと、というところ。ギリギリ首の皮1枚つながったかなというヒット」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -久しぶりの大量得点で2桁安打だった

 もともと、相手のミスからもらった点でしたけど、そこからつけ込めた点では良かった。

 -3回にロサリオ、糸井が連続本塁打

 ロサリオも久しぶりというか、スカッとする当たりで、糸井も続いてくれた。あれで、ちょっと雰囲気が変わった気がしますね。

 -福留もベテランらしい犠飛

 最低限といいますか、当たりも良かったですし、欲しい1点でしたので、良かったですね。

 -先発メッセンジャーの投球は

 今日は序盤、初回は良かったと思ったんですけど、ちょっとあの3点を取られた4回は全部初球で、しかも逆方向に打たれた。そこは、もう少し梅野が何かを感じ取って工夫してほしかった。これも、経験なので、今後に生かしてほしい。

 -ロサリオも球の見極めも良くなってきたか

 どうかな。見極めていたところもあるし、見極められなかったところもある。まだ微妙といえば微妙ですけど、1本出たということは気持ちも前向きにやってほしい。

 -メッセンジャーも踏ん張ったところは評価できる

 そうですね。どうにかこうにか、あのイニング、土俵際で踏ん張ったなと。一気に大崩れしないのが信頼であり、エースですから。