打撃不振に悩む阪神大山が、生き残りに必死だ。

 3点リードの7回2死二塁。秋吉が投じた甘いスライダーを強振すると、打球は左中間へ。4月25日ヤクルト戦(松山)以来、約1カ月ぶりのタイムリーは三塁打となった。金本監督は「打率が打率だからね。もうそろそろ、(今後の起用法を)ちょっと考えないと、というところ。ギリギリ首の皮1枚つながったかなというヒット」と話す。打率は1割6分7厘。この安打を好転のきっかけにしたいところだ。