ヤクルト戦の中止が発表された直後、阪神金本知憲監督は交流戦開幕日となる来週29日に向け、最低ノルマを明らかにした。

 「(借金を)返したいね。あと2つだから3勝1敗か。そうなるように頑張りますよ。ひと区切りやからね」。

 「(借金がなくなれば)気分も違うだろうしな。上とのゲーム差があまり離れすぎてもいかんし。まずは5割じゃないですか」と強調。

 この日のヤクルト戦で早くも今季の中止は5試合目。すでに9月11日から19日まで9連戦となる見込み。

 「クライマックス(シリーズ)があるだろうけど、あんまり詰まりすぎても、ちょっとね…。それはNPBにお願いしたいね。早く(日程を)終わらせようとするのは分かるんだけど。リリーフが壊れたら選手寿命に関わってくる」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -梅雨前に早くも5試合中止

 いい中止は9連戦のときだけだった(笑い)。全部やりたいときにできないね。

 -ローテは

 明日は秋山。そのまんま。

 -岩貞は次の3連戦に向かうのか

 どこかかな。

 -(5割復帰へ)カギを握るのは打線か

 今は打線でしょう。誰がどう見ても。守りでもないでしょう。足も使えているし、守りもそんなにミスはないし、投手も頑張ってくれているし、誰がどう見ても、つながりというか打線でしょう。

 -ロサリオは昨日の試合であれだけいい打撃を見せてくれたら、吹っ切れるもの

 吹っ切れてほしいけどね。吹っ切れてほしいですよ、そりゃあ。