広島は25日、本拠地マツダスタジアムの開場10周年記念イベントセレモニーを行った。

 ポルトガル・アゲダ市の「傘まつり」と、同・カンポマイオール市の「紙花まつり」を開催。「傘まつり」はマツダスタジアム西側のプロムナードに約2500本の傘が球場を彩る。また「紙花まつり」は球場正面広場に、カンポマイオール市の方々による手作りの紙花約2万個が飾られた。

 ポルトガルの特命全権大使であるフランシスコ・エステヴェス氏はテープカットに参加し、「松田オーナーがポルトガルを選んでくださったことに感謝しています。このイベントができてうれしく思います」と話した。

 セレモニーにはアゲダ市のエディソン・サントス副市長、カンポマイオール市のリカルド・ピニェイロ市長、広島市の松井一實市長らが参加。球団の松田一宏オーナー代行は「このスタジアムは多くの方に支えられてきた。これからもその方々の思いを背負って、新たなことに挑戦していきたい」と謝辞を述べた。

 記念イベントは27日まで開催される。