阪神が強敵菅野から渋い1勝をものにし、勝率5割に復帰した。

 通算150号となる先制ソロアーチを放った糸井について、金本知憲監督のコメント。

 「甲子園球場で左打者はきついんですけど、糸井のパワーと言いますかね。(通算150号は)体も若いし、遅いぐらいでしょう、彼の能力からすれば。あのフリーバッティングを見れば300本ぐらい打っていてもおかしくない」。

 3打席連続空振り三振のロサリオに8回、代打伊藤隼を準備した。

 「今日の結果を見ると当然だと思います。明日は(先発で)行くでしょう。もう1回それで対応を見ます」。

 その他の一問一答は以下の通り。

 -1対0。しびれるゲームだった

 金本監督 そうですね。甲子園球場で菅野相手となると、こういう展開になるのかな、と。最少失点に抑えないとしんどいなと思っていたけど、本当に最少失点になりました。いや、失点じゃないですね。ゼロですね。

 -岩貞が7回無失点

 金本監督 スピードガンはそんなに出ていないけど、ベース上でのキレって言いますか、結構差し込んでいましたね。ナイスピッチングでしたね。

 -得点圏に走者を置いても粘った

 金本監督 うまいことインサイドを攻めたり、多少のコントロールミスはあるものですけど、粘り強く投げてくれました。

 -チームは3連勝で勝率5割。交流戦前の貯金も見えてきた

 そういう意味ではまず明日、みんなで勝つんだという気持ちを強く持ってやっていきたい。

 -甲子園の巨人戦はずっと苦しんでいた

 金本監督 結果として甲子園で巨人に勝ったというのは大きい1勝だと思う。