日本ハムのドラフト2位西村天裕投手(25)がプロ初セーブを挙げた。

 2点リードの10回裏に登板。いきなり外崎をストレートの四球で歩かせたが、続く森を二-遊-一の併殺に打ち取り、最後は炭谷を遊ゴロに仕留めた。

 試合後、初セーブの感想を聞かれると「あのピッチングでは何も実感はありません」と苦笑い。

 登板直後に制球が乱れたことについて「今までは点差のある楽な場面で投げさせてもらっていた。今日は点差があまりなく、相手は西武打線。無意識のうちに縮こまっていたのかもしれない。何も考えないようにしてたのに武者震いしたのは初めてでした」。強心臓が武器のルーキーも、マウンド上で緊張していたことを明かした。