長かった。阪神藤浪晋太郎投手が、昨年5月4日から遠ざかっていた白星をつかんだ。楽天戦に先発し、7回途中無失点。雨が降り続けた中、藤浪が躍動した。

 -約1年ぶりの勝利

 藤浪 素直に勝ちをつけてもらったことはうれしいですし、ただもうちょっとしっかり粘れたらなあっていう気持ちと、うれしい気持ちと悔しい気持ちと、複雑です。

 -ファンからも大歓声

 藤浪 今日は気温も低いですし、雨降ってる中、たくさんの方に足運んでいただいたんで、応援が力になりました。うれしかったです。

 -雨の中好投

 藤浪 内容的に全然悪くないんですけど、自分の中であのイニング(7回)しっかり自分で投げないと、という気持ちが強いので、次しっかりああいうところで粘れるようにこれから頑張りたいと思います。

 -リリーフがつなぎ、打線は援護した

 藤浪 野手の方もしっかり守ってもらいましたし、リリーフの方にも抑えてもらいましたし、点もたくさん取ってもらったんで、いろんな方に勝ちつけてもらって、次は自分でそれを、自分の力でお返しできるようにしたいと思います。

 -この勝利を、今後どうつながっていく

 藤浪 勝ちがつくというのは個人的にすごくうれしいことですし、気持ちも楽になるので、次以降につなげられるようにしたいと思います。

 -ファンにひとこと

 藤浪 これからしっかり勝っていけるように、チームに助けてもらうんではなくてチームを助けられるように、一生懸命頑張っていきたいと思います。