18日午前7時58分ごろ、大阪府北部で震度6弱の地震があり、4人が死亡、330人以上が負傷した。関西地方は交通機関がストップし、停電も相次ぐなど都市機能がまひ。1000万人以上が大混乱した。

 兵庫・西宮市内にある阪神の球団事務所も、地震の被害を受けた。入り口付近の天井が崩れて落下したほか、外壁にヒビが入って、コンクリート片が崩れ落ちた。午後になって、担当者が復旧作業に入った。甲子園では今日19日にロッテ戦が組まれており、午前中から球場職員が点検。バックスクリーンなどの動きを確認した。球団側に試合開催の可否について、問い合わせの電話もあるという。谷本球団副社長は昼の時点で「(球場の点検で)問題があったとも聞いていません」と説明。開催する方向で調整中だが、交通機関や余震など、今日19日朝の状況で最終判断する。