ロッテ石川歩投手が5回を5安打1失点にまとめ、自身5連勝となる8勝目を手にした。交流戦4勝は、18試合制となった05年以降では初の快挙となった。

 本調子ではなかったが、3回無死一、三塁のピンチを無失点にしのぐなど上下左右に丁寧に投げ分けた。井口監督は「明日、あさっては試合がないので」と6回から中継ぎ陣を投入。石川は今季自己最短の5回で降板したが、最少失点で役割を果たした。

 チームを3連勝と、2カ月ぶりの貯金生活に導いた右腕は「4勝できたのは、前回まで状態が良かったから。今日は野手の方に助けられたのでラッキーでした。真っすぐもいってなかったし、相手の打ち損じが多かったので、自分で抑えた感はないです」と淡々。

 ロッテは11勝7敗で交流戦を終えた。