交流戦を12勝6敗と最高勝率で終えたヤクルトは20日、神宮の室内練習場で全体練習を実施した。ランニングなどの軽めのメニューでコンディションを整え、22日巨人戦(東京ドーム)で幕開けするリーグ再開に備えた。

 再開初戦の先発が予想される巨人菅野について、小川淳司監督は「(積極策で)27球で終わるか、粘るか。でも球数を投げさせて落ちるほどヤワな投手じゃない。1点も与えないこと。菅野に勝てれば勢いが出る。交流戦は自信につながってくれていると信じている。そうそうチャンスはないと思うけど、ここというときの粘り強い攻撃や集中力が身についてきていると思う。初戦が大事になる」と気合十分。山田哲人内野手も「交流戦では苦手といわれるビジターでも勝てた。菅野さんは向こうのエースですし、1点でも多くとって勝ちたい」と闘志を燃やした。