阪神が今季ワースト5連敗で2季ぶりのリーグ単独最下位に沈んだ。驚異の粘りで5点差を追いついたが同点の9回、復帰登板した守護神ドリスが5失点。金本知憲監督(50)はショックを隠せず、懸命に言葉を探した。金本阪神誕生後、首位広島と3年連続再開リーグ戦で対戦も8戦全敗。ゲーム差は今季最大7・5差に広がったが、過去2年も一気に引き離されてV逸の分岐点となっており、大きな試練に立たされた。

 阪神は今季初の5連敗(1分け挟む)で6位に落ちた。単独最下位は16年9月18日以来。金本監督が就任した16年から、リーグ戦再開カードは3年連続で首位広島と当たっているが8戦全敗。その時点での首位との最大ゲーム差を3年連続更新する形となった。16年●●●で10・5差、17年●●で5差、今季は●●●で7・5差。各年とも、優勝争いから大きく後退する分岐点になっている。