巨人鍬原拓也投手が26日からの広島との敵地3連戦の初戦に先発する。

 25日、川崎市のジャイアンツ球場で投手練習に参加。ダッシュやキャッチボールなどで約1時間汗を流し、最終調整した。

 5月31日の日本ハム戦でデビューし、5回3失点で黒星。3戦目となる前回登板の6月14日のソフトバンク戦で5回2/3を4失点(自責3)で初勝利を挙げた。セ・リーグ球団とは初対戦となるが「振ってくる打者が多いと言われるパ・リーグの打者相手でも、自分のボールを投げ切れれば抑えられるという自信はついた。セ・リーグが相手でも、自分の投球ができればおのずと成績はついてくると思う」と不安はない。

 リーグ2連覇中で今季も首位を走る広島戦、さらにカードの初戦を任され「チャンスをもらえているということは期待されているということ。その与えてもらったチャンスを踏みにじらないように、しっかりと結果を出したい」と表情を引き締めた。首位との差は現在5・5ゲーム差。「それだけ差があるので、(チームに)勢いをつけたい。優勝しているチームなので、そこで結果を残せれば自分の自信にもなると思うので、頑張ります」と意気込んだ。