阪神望月が連続奪三振の“記録”に挑戦する。今季初登板だった3日の中日戦(甲子園)で2回パーフェクト。最後5人は三振に切った。複数試合にまたがる連続三振記録は不明だが、1試合の球団記録は藤浪らの「7」が最長。期待の快速右腕も近づけるか。

 衝撃の2年ぶり1軍登板から2日。出番を今かと待つ望月は「(三振に)こだわっているつもりはないですが、継続できることは継続したい。抑えられるように投げていくだけです」と明るい表情で話した。

 最速158キロを誇り、3日も155キロを出して度肝を抜いた。1軍生き残りへ、アウトの手段を選ぶつもりはないが、本領発揮なら必然的に三振も増えるはず。「抑えるために全力で投げます」と頼もしかった。