2軍調整中の巨人ゲレーロが不満をあらわにした。14日、川崎市のジャイアンツ球場での2軍練習後に津崎国際部長が間に入り、高橋監督と近況について話し合うはずだった。だが「話をする状況じゃない」と応じず。6月15日にコンディション不良で抹消されて以来、2軍暮らし。「約3週間も(首脳陣との)コミュニケーションはゼロだ。2軍の住所を忘れてしまっているのかな?」と皮肉まじりに言い放った。

 昨季セ・リーグ本塁打王の焦燥感が半端ない。開幕直後は好調も徐々に不振に。打率2割5分3厘、10本塁打にコンディション不良が重なり、離脱した。2軍でも打率1割2分、0本塁打。ヤングマン、メルセデスの先発助っ人も活躍し、再昇格の要素がない。津崎国際部長は「先が見えないので焦り、不安がある。1軍に上がるタイミングで話をさせてもらえばいい、ということになった」と説明した。大砲は「自分がコントロールできることじゃない」と話すが、最低限の結果が必要なのも事実だ。