日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメントは19日、総報酬1200万円のeスポーツ「eBASEBALL パワプロ・プロリーグ」を共同開催すると発表した。

 プレイステーション4の家庭用ゲーム「実況パワフルプロ野球チャンピオンシップ2018」または「実況パワフルプロ野球2018」を使用し、オンラインとオフラインで選手を選考。その中から9月29日にはプロ野球12球団が3人ずつ、合計36人をドラフト会議で指名してペナントレースを行う。ペナントレースは11月10日から土、日曜日ごとに3試合ずつ、合計15試合を行う。12月にリーグ代表決定戦、来年1月12日に日本シリーズを行う。

 選手には、個人タイトルなど、活躍に応じて1200万円が報酬として分配される。

 斉藤惇コミッショナー(78)は「既存の野球ファンに加え、さらなる野球ファン層の拡大につながることを期待する」と話した。

 17年には愛媛国体の文化プログラムで「実況パワフルプロ野球」シリーズによるeスポーツ大会が行われている。