ソフトバンクの新外国人、アリエル・ミランダ投手(29=マリナーズ3A)が、明日21日の3軍対楽天戦(タマホームスタジアム筑後)で来日初実戦に挑む。

 19日は福岡・筑後市のファーム施設のブルペンで約40球投げて調整した。「7、8割の力で投げた。日本の球は米国のものより少し小さいが投げやすい。実戦が近くてワクワクしているよ」。この日の筑後市の最高気温は37度。キューバ出身だが「けっこう暑いね」と苦笑い。初実戦は午後6時からのナイトゲームだ。

 工藤監督も「まずはできるだけ早く投げてもらわないと。けん制やクイックも見ないといけない。先発かリリーフかの適性も見ないと」と実戦登板を心待ちにしている。この日、不調の武田が出場選手登録を抹消。東浜が8月上旬に復帰しそうだが、先発は駒不足。和田が左肩痛で離脱している今季は左腕の先発が1試合もない。ミランダの早期1軍合流が待望されており、大事な初実戦となる。