ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)が11連勝を飾った。キレのいい速球と、変化量の大きなカーブを武器にオリックス打線を8回6安打1失点に抑え、両リーグトップの12勝目をマーク。

 11試合での11連勝は、球団では1985年(昭60)の村田兆治以来。来日1年目にして、大エースの記録に肩を並べた。

 ▼ボルシンガーが5月4日日本ハム戦から11連勝で12勝目を挙げた。外国人投手のシーズン11連勝は、64年スタンカ(南海)15年マイコラス(巨人)に並ぶタイ記録だ。ボルシンガーは5月4日から登板した11試合にすべて白星。シーズンの連勝記録は13年田中(楽天)の24連勝だが、勝敗なしを挟まない連続登板勝利は03年斉藤和(ダイエー)13年田中の15戦15勝が最多。外国人投手の11戦11勝は初めてで、ロッテでは70年成田、85年村田に次いで3人目のタイ記録になる。