中日松坂大輔投手(37)の復帰登板が7月31日からの阪神戦(ナゴヤドーム)以降になる見込みになった。

 当初は26日DeNA戦(ナゴヤドーム)での先発復帰も検討されたが、「まだローテーションの中に入っていないでしょう」と首脳陣が明らかにした。この日も松坂は試合前練習で約40分間、遠投を含めてキャッチボールを入念に行った。「まだやることはありますので」と、ベンチ裏に戻ってからも、ブルペンで投球練習を続けるなど、体調面での問題はなさそうだ。

 松坂は6月8日のソフトバンク戦(ナゴヤドーム)で今季3勝目を挙げ、次戦6月17日の西武戦(メットライフ)の試合開始直前に背中を捻挫。登板を緊急回避し、出場選手登録を抹消された。12年ぶりに選出された7月13日の球宴初戦(京セラドーム大阪)で先発し、1回(5失点)を投げている。「ローテ投手は中5、6日で回らないといけない。まだそこに行けてない。中6日で投げるのは今は難しい。休み休みだけど、何とか1年間やって、チームが苦しいときに中5、6日で回れるように準備をしたい」と、松坂は球宴中に話していた。

 現在はガルシアが中6日の間隔で水曜日登板に固定。同投手の次戦は8月1日の阪神戦(ナゴヤドーム)が濃厚。松坂の復帰登板は31日の阪神戦か、8月3日からの巨人3連戦(ナゴヤドーム)になりそうだ。