育成から支配下となったソフトバンク大竹耕太郎投手(23)が30日、ヤフオクドームで行われた1軍の投手練習に参加した。この日NPBから支配下選手として公示されたが、新背番号「10」のユニホームは間に合わず「133」のままで汗を流した。

 デビュー戦となる8月1日西武戦(メットライフドーム)へ向け、ブルペンで約30球投げた。捕手の甲斐が相手だったことに感激。「ホークスファンで、昨年の優勝はテレビで見ていた。その捕手と組めるなんて。上の野球、配球などを学んでいきたい」とうれしそうに話した。

 練習を見守った工藤監督は「左打者の内側へしっかりと投げられる。緊張はするだろうけれど、やってきたことを出してもらえればいい」と話した。練習後、大竹はチームメートとともに空路で東京へ向かった。背番号「10」の新ユニホームは明日31日に届く予定だ。