プロ野球の今季中のトレードと新規契約が可能な期間が31日、終了した。巨人を昨季限りで自由契約となり、独立リーグのルートインBCリーグ栃木で12球団への復帰を目指してプレーしている村田と契約する球団はなかった。

 開幕後のトレードは6件で、オリックスとDeNAの間で伊藤と赤間、白崎と高城が2対2の交換で移籍した。広島とソフトバンクの間で美間と曽根が、日本ハムとロッテの間で岡と藤岡貴が、阪神とソフトバンクの間で松田遼と飯田が交換で移籍。ソフトバンクは日本ハムから市川を、西武は中日から小川を金銭で獲得した。

 外国人選手では開幕後に阪神のナバーロら8人が入団し、中後はDeNAと契約して米球界から3年ぶりに日本球界に復帰。阪神を退団後にBCリーグ福井でプレーしていた岩本はオリックスと契約。育成選手からは14人が支配下選手に昇格した。

 戦力外などにより契約を放棄された選手を他球団が獲得するウエーバー移籍は、8月1日以降も可能となっている。