横浜(現DeNA)、巨人などで活躍したBC栃木の村田修一内野手(37)が、今季限りで現役を引退することが分かった。今日1日に会見を行う。昨季、巨人から自由契約となり、今季は開幕から独立リーグでプレーしながらNPB復帰を模索。「4番三塁」で出場を続け、3戦連発や月間MVPなど力を証明したが、「最後の区切り」としていた支配下登録期限の7月31日までにオファーは届かず、決断した。

 村田は3月にBC栃木入りを表明。ここまで公式戦42試合に出場し、打率3割5分2厘、9本塁打、44打点。納得いくまでバットを振り、結果を出した。

 「やることはやった。やっぱり野球は楽しかった」。当初はNPB支配下登録期限の7月31日までで引退する意向を持っていたが「出来ることは恩返ししたい」と、栃木への感謝を込めてシーズン終了までプレーをする。今日1日に栃木・小山市内で会見を行う。