阪神などで活躍したジェイソン・スタンリッジ投手(39)が現役引退したことを1日、明らかにした。「正式に引退した。もう一度プレーしたいかどうかはっきりしなかったが、父として家族と時間を過ごす準備ができたと思い、決断した。日本での10年間は自分と家族にとって、とても特別」と述べた。

 2001年にデビルレイズ(現レイズ)で米大リーグに昇格し、07年にソフトバンクに移籍。10年からは阪神で4年間プレーし、14年から2年間は再びソフトバンクで先発投手として活躍した。16年からロッテに移り、昨季限りで退団していた。日本では実働10年間で209試合に登板して75勝68敗、防御率3・31だった。