阪神糸井が適時打2本を含む今季初の4安打で大奮闘。首位広島戦を前に「勝つしかない」と燃えていた4番が有言実行で逆転勝ちを導いた。3番福留も激走の適時内野打&決勝の押し出し四球と、おじさんコンビが大活躍。今日15日も引き分け以下で広島の優勝マジックが点灯する状況が続くが、まだまだセ界の灯は消さない。

 金本知憲監督の一問一答は以下の通り。

 -広島戦初戦を逆転勝ち

 素直にうれしいですね。

 -8回、糸井の2点適時打は大きかった

 この点差ですからすべての1点が重い。大きかったですね。

 -糸井は今季初の4安打。夏に絶好調だ

 福留と一緒で暑い時期にやってくれますし。2人が打ってくれると(打線が)機能します。明日からもまた、頼りにしています。

 -梅野の好打が続く

 7月くらいからですかね。だいぶ、打撃のイメージ、感じがよくなってきまして。おかげでセーフティースクイズ(のサイン)を出す機会が減っています(笑い)。それほどよく打ってくれています。

 -岩貞は6回松山に浴びた2ランがもったいない

 左打者に対して、丸と松山への初球のスライダーがね。入りの甘さが出てしまった。1発のある打者だから注意力を高めて欲しい。

 -初戦をモノにした

 先に取られて勝ち越して、また逆転されましたけど、これをひっくり返したのは大きい。

 -1点を追う8回1死一塁で俊介にバスターエンドラン。結果は遊ゴロ

 あそこは秘密です。結果的に待てのサインか、スチールだったら、(植田の)盗塁は行けていたから。結果的に僕の失敗でしょう。

 -藤川が1点でしのいだ

 そうですね。野間の当たりも、あそこに転がってしまった結果。打たれたわけではない。微妙ですよね。鈴木誠也のも。あと10センチくらいでしょう。

 -5回は北條が粘って12球目をヒット

 2番を打って、あれくらいはやってくれないと。バントも下手だしね。足も遅いしその分、最近、守りを頑張っている。

 -今日15日は才木が先発

 ずっと続いている初回の失点やビッグイニングを作るとか、頭を整理しながらばん回してほしいですね