16日のDeNA戦で先発する中日松坂大輔投手(37)は15日の試合前練習で精力的に体を動かした。普段より長く、休憩を挟んで約40分のキャッチボール。投手の練習メニュー後には、走塁練習も。前回登板した8月1日から中14日空いていることもあり、入念に実戦メニューの消化を自ら課していた。

 14日には全国高校野球選手権で母校横浜が前年覇者の花咲徳栄を撃破し、3回戦に進出。「(甲子園は)見ています。暑い中、よくやっていますね」と、エールを送っていた。

 16日は自身4連勝での今季5勝目を目指す。「先発するなら最後まで投げるのは当たり前。なかなかできる状態じゃないけど、1人でも1球でも多く投げたい」と、決意を語っている。DeNAは4月30日に06年以来、12年ぶりに日本で白星を挙げた相手。低迷するチームの救世主として、今季9度目の先発マウンドに上がる。