右肘炎症でノースロー調整中の日本ハム清宮幸太郎内野手(19)が16日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で行われた試合前練習で、故障してから初のキャッチボールを行った。

 ワンバウンドとダイレクト投球の2種類のネットスローを約5分間行った後、飯山2軍内野守備コーチが見守る中、白水トレーナー相手にキャッチボールを開始。15メートルほどの距離で20球、約5分間投げ込んだ。キャッチボールの相手を務めた白水トレーナーは「(患部の状態に)問題ない。今は慎重に形を大事にさせるなど、土台作りをしっかりさせてます」と説明。今後は徐々に球数を増やしていくほか、投げる距離を長くするなど、少しずつ強度を上げていく見込みだ。

 清宮はこの日行われる、イースタン・リーグのロッテ戦で、2試合ぶりに3番指名打者で先発出場する。