昨年まで日本ハムに在籍し、札幌市に自宅がある中日大野奨太捕手(31)が、北海道を襲った地震に心を痛めた。

「ちょうど地震のあったくらいの時間に偶然、目が覚めました。自宅に連絡したら、大丈夫でした。断水、停電はしているみたいです」と、家族が無事だったことにホッとしていた。

大野奨は08年のドラフト1位で日本ハムに入団。昨年FAで中日に移籍した。「ゆかりのある地域なので、早い復興を祈っています。個人としても、選手としても、プロ野球界として何とかしていきたい」。西日本豪雨のときもプロ野球界全体で広げた支援の輪を、今回も広げたいという気持ちを明かした。