阪神2軍のウエスタン・リーグ制覇に向けた優勝マジックが1となった。

この日のソフトバンク戦が雨天中止となり、Vはお預けとなったが、マジックは1つ減った。21日のソフトバンク戦(甲子園)で勝つか引き分け、もしくは雨天中止の場合で優勝が決定する。

今季のスローガンの1つとして、「ファンを喜ばせる」を掲げていた矢野燿大2軍監督は、この日の中止を「数は多くないけど、朝から並んでくれている人も見えた。やりたかったけど、こればかりはしょうがない」と残念がった。

矢野監督は本拠地での優勝にこだわりを持ち、「甲子園って、高校野球もあったけど俺らも小さい頃から憧れて、本拠地になって1軍で出る舞台やし、ここで優勝を決めるのは選手にとっても特別感出ると思うし、ファンの人にとってもそうやと思う」。ファンの期待を背負いながら、聖地での悲願達成へ全力を尽くす。